22歳理系女子、ゼミのクールな先輩に…モテたい
大学4年の春。
私は相変わらず研究室にこもって、黙々と実験と格闘していた。
そんな中、ひときわ静かで、でも存在感のある人がいる。
1年上のゼミの先輩、高瀬 悠さん。
無駄なことを言わない、表情もあまり変わらない。
だけど時々、器用に配線を直してくれる手元に、ふと見せる横顔に、ドキッとする。
(なんであんなにかっこいいんだろう……)
実は、入学してからずっと片想いしている。
でも、理系の世界って恋愛なんて後回しになりがちで。
私はいつも、「どうせ私なんて」って一歩を踏み出せずにいた。
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そんなある日、研究室の掃除当番で二人きりになった。
「ねぇ、高瀬先輩って……彼女とかいるんですか?」
思わず口から出た言葉に、自分でびっくりした。
でも、もう止まらなかった。
「いないよ。俺、こういう研究ばっかやってるから、恋愛とか苦手なんだ」
——え? 先輩が恋愛苦手?
「……でも、最近はちょっと変わった。気になる人がいて」
彼がふっとこちらを見る。
その目に、わずかに優しさがにじんでいた。
「実験中、よく俺の隣でフラスコ割っちゃう、天然な後輩がさ」
——それって、私のことじゃ……?!
「……今度さ、研究の打ち上げがあるけど、良かったら二人で抜け出さない?」
私は、頷くことしかできなかった。
でもそれだけで、胸の奥がふわっと熱くなった。
(先輩に、ちょっとでも近づけた気がする——)
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ゼミのクールな先輩にモテる!コツ
① 「素直な質問が恋の入り口」
→ 理系男子は論理的だけど、素直な気持ちには弱い!
② 「ドジも魅力に変える」
→ 不器用でも一生懸命な姿は、心を動かす武器になる。
③ 「感情は少しずつ、でも確かに伝える」
→ 無理にアピールせず、静かに距離を縮めていくのが◎
\もしかして先輩も私を…?/
まだ心臓がドキドキしている…。
次は、白衣越しじゃなくて、もっと近くで
先輩の笑顔を見ていたいな—-。



