20歳美大生、同じアトリエに来る彼女に…モテたい
静かな午後、アトリエには絵筆の音だけが響いていた。
ふと横を見ると、彼女がいた。
いつも窓際で、黙々とキャンバスに向かっている。
小柄だけど集中するときの真剣な横顔に、
思わず視線を奪われてしまう。
(また見てしまったな…)視線が交差する。
どきっ….。
思わず口元が緩んでしまった。すぐに視線を絵に戻したけれど、
——気づかれただろうか。
(なんで笑ったんだ、俺……)
それがきっかけだった。
次の日、彼女のパレットを覗き込んだとき、
口から自然に言葉が出た。
「この色の混ぜ方、綺麗だね。俺、あんまり色を混ぜるの得意じゃないんだ」
彼女は驚いたように目を見開き、それから少し照れたように笑った。
その反応が、なんだか胸に残った。
数日後。
彼女が描いていた色彩が忘れられなくて、
ついスケッチブックに真似して描いてみた。
(勇気出せ…俺!気楽に話しかけるんだ….)
「これ……この前書いてた絵、ちょっと真似してみた。よかったら感想、聞かせて」
彼女の瞳がぱっと輝いた瞬間、心臓が跳ね上がった。
(……やっぱり、もっと近づきたい)
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気になる彼女に惹かれる理由
① 作品に“彼女らしさ”が溢れている
→ 色の選び方やタッチに、無意識に惹かれてしまう。
② 沈黙が心地いい
→ 無理に会話をしなくても、同じ空間で制作できる安心感がある。
③ 素直な反応が愛おしい
→ 少し驚いたり、笑ったり。その一つ一つが心に残る。
\気づけば、彼女を目で追っている/
ただのアトリエ仲間のはずなのに、どうしてこんなに気になるんだろう。
彼女と描く時間があるだけで、毎日が少し鮮やかになる。
(この想い、作品じゃなくて言葉で伝える日が来るのかもしれない)



